小手抜き面
概要
管理人がなみあしによって剣道の上達を実感した初めての技です。
八・七段クラスの剣士にも極めることができ、ここぞと言う時に管理人が頼るわざです。単純なわざですが、出す方も不思議なくらい、皆様見事にハマってくれます。
小手は最頻出の有効打突ですので、それに対するわざを身につけておくのは非常に有効だと思います。
技の順序
まず、相手が小手を打ってきてくれるか感じ取れなければなりません。(なので極まった時の嬉しさも一入です。)
管理人はなんとなく相手が小手を打とうとしているのが分かります。小手を打ってくる時は独特の間があります。動きが止まる、という感じでしょうか・・・両者共に動こうとしているが、互いに動きを見計っているというか・・・
- 中段で構え居る
- 相手が小手を打とうとする気配を感じ取る。
- 相手が小手を打ち出さん、としているその刹那、初めはゆっくり、動き出したら大きく素早く面を打ちます。
技のコツ
体得すると非常に簡単なわざなのですが、それを言葉で表そうとすると中々難しいです。
- 上述の通り、小手を打とうとするとき、独特の間があります。
- 間を読むためには、相手と呼吸を合わせなければなりません。自分だけが打とうとするとうまくいきません。
- 色々な感覚がありますが、「相手と呼吸を合わせる(シンクロさせる)」、「相手に小手を打ってもらう」そんな気持ちでいましょう。
- 抜き技は後の先、と言いますが、ここでご紹介している小手抜き面の拍子は出端面と同じです。なので小手抜き面というよりは小手出端面と言った方が実態に則しているかもしれません。出端面を狙っていたつもりが結果として抜き技となっていたという感じです。
練習法と注意点
このわざに特化した練習法はありません。相手と間・拍子を合わせることに注力しましょう。自然とできるようになるはずです。
実践動画
Coming soon...
派生技
能々稽古あるべし
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