剣道なみあし独行道

からだ

聞くところによれば、超一流とされるアスリート達は、総じて本番以外の時間を非常に大切にしているようです。翻って我々剣士は如何でしょうか?

剣士はたくさんいらっしゃいますが、からだづくりに熱心な剣士は少ないのが現実です。
道場へ行けば、膝や腰に痛々しいサポータやテーピングをしているのを見かけます。からだに負担をかける以上、大なり小なり傷害を負うことは避けられません。しかし残念なことは、斯道に邁進した証として傷害を自慢にしている節が見受けらることです。

なみあし剣道で『傷害剣道』と決別し、からだに優しい『生涯剣道』を目指しましょう。

からだの目次

なみあし剣道に移行していくために必要なからだ作りや体感覚についてご紹介したいと思います。
他人の感覚は分かりようがありません。同じ操作を示すのに、全く異なる表現が用いられることがあります。なので人に教えてもらったことをそのまま鵜呑みにするのは非常に危険です。(人に教えることもまた然り)
とはいえ、教わらないわけにもいきませんので、『相手は自分の異なる感覚を持っている』ことを念頭によく咀嚼して消化・吸収しましょう。教える立場にある方は相手の感覚をよく理解し、一つの動作でもいくつもの表現方法で表せるようにしましょう。ピタッとくるものが見つかれば、その瞬間から動きが変わります。
もし、ここに示すものと違った感覚や操作方法をお持ちの方はぜひ教えてください